神戸松蔭言語科学コロキアム・1999

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#3     7 月 17 日(土曜日)
       131C 教室
       14:30開場、15:00講演開始

       
        米田 信子 氏

        (東京外国語大学大学院)
 
        フィールド言語学の実際

        ---タンザニア,マテンゴ語を例に---

  マテンゴ(Matengo)語はバンツー諸語のひとつで, タンザニア西南端のンビンガ(Mbinga)県で話されている。 この言語に関する書かれた資料はほとんどない。 スワヒリ語の急激な浸透によって「危機言語」 になりつつあるこの言語の状況を見ても, 記述研究が急がれるところである。 発表者は94年以来,マテンゴ語を記述するために現地で言語調査を行なっている。 これまでに研究されていない言語を知るためには, 語彙調査や文法調査だけではなく, 社会言語学の調査や文化人類学の調査も必要になってくる。 また対象言語だけではなく, その周辺言語や地域主要言語にも目をむける必要がある。 ひとつの言語を記述するための具体的な調査の方法や問題点, また収集したデータの分析について,実際のデータを紹介しながら報告する。  
 
 
米田信子氏 略歴
1979〜1983年:松蔭女子学院大学英米文学科
1990〜1991年:Summer Inastitute of Linguistics, British School
1993〜1995年:神戸市外国語大学大学院外国語学研究科
1995〜現在 :東京外国語大学大学院博士後期課程
1994年以来アフリカ(主にタンザニアとナミビア)で言語調査を行なう。
現在,アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員  
 
なお、こちらの記事もぜひ ご参照ください。  
 
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