神戸松蔭言語科学コロキアム・1999

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#2     2 月 13 日(土曜日) 711 教室
       1:00開場、1:30講演開始

       
        日比谷 潤子 氏

        (慶應大学)
        外来語音韻論の通時的変化
        The Diachronic Change of Borrowed-word Phonology
 
 
 外国語から日本語に語が借用される過程を観察すると、 二言語間の音韻構造の相違について有意義な知見が得られる。本発表では、日本から カナダに移住した人々(日系一世)によって、明治末期から大正末期に日本語で書か れた「加奈陀同胞発展史 一、二、三」を資料として、多数の借用語例を数量的に 分析した結果を報告する。そのうえで、それを現代日本語における英語からの借用語を 扱った先行研究と比較し、共通点と相違点を探る。特に現代日本語とは異なる母音挿入の ケースに注目して、借用に関与すると考えられる諸制約の優先順位がどのように変化して きたかを考察する。
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